Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座の9項目を徹底比較!
KIWAMI極口座とプロ口座どちらがスプレッドは狭い?
スプレッド以外にどんな違いがある?
Exness(エクスネス)のプロ口座とXMのKIWAMI極口座は、ボーナスがない分スプレッドが非常に狭いなどの共通点も多く、どちらをトレードに利用して良いか分からないという方も多くいるかと思います。
結論からお伝えすると、基本的に裁量取引ならExnessのプロ口座、EAを利用するならXMのKIWAMI口座がオススメです。
本記事では、Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI口座の違い(メリット/デメリット)を解説していきます。
追記:2023年中旬にXMのKIWAMI口座のスプレッド改悪があり、記事の内容とスプレッドが異なっています。
海外FXブローカー選びでスプレッドに重きを置いている方はエクスネスの利用をオススメします。
Exnessプロ口座とXMのKIWAMI極口座の比較
Exness(プロ口座)とXM(KIWAMI口座)の比較表は以下の通りです。
各項目 | Exness(プロ口座) | XM(KIWAMI極口座) |
---|---|---|
レバレッジ | 無制限 | 1,000倍 |
ドル円スプレッド | 最小0.5pips〜 | 最小0.6pips〜 |
ロスカットレート | 0% | 20% |
ドル円キャッシュバック率 | 25% | 2.7USD |
スワップフリー | あり | あり |
リクオート | あり | なし |
キャッシュバック5分ルール | なし | あり |
取引ルール | なし | 一部制限あり |
出金手数料の有無 | なし | 40万円未満は一律2,500円 |
\Exnessプロ口座を使うメリットとデメリット/
メリット | デメリット |
---|---|
レバレッジが高い(無制限) スプレッドがXMより少し狭め ロスカットレート0% キャッシュバック発生条件がない | リクオートが発生する ステータスによってスワップフリーか決まる |
\XMのKIWAMI極口座を使うメリットとデメリット/
メリット | デメリット |
---|---|
キャッシュバック額が高い 口座開設時からスワップフリー | キャッシュバック発生に5分間ルールがある 出金手数料がかかる場合もある 窓埋めを狙ったトレードなど一部取引ルールがある |
1つずつ軽く説明していきます!
レバレッジ
Exnessのプロ口座
Exnessでは1000ドル(約13万円)まではレバレッジ無制限(レバレッジ21億倍)、5000ドル(約65万円)まではレバレッジ2,000倍、30000ドル(390万円)まではレバレッジ1,000倍、それ以上の証拠金では一律500倍のレバレッジを利用できます。
有効証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
〜$1,000(13万円) | 無制限(21億倍) |
$1,000(13万円)〜$5,000(65万円) | 2,000倍 |
$5,000(65万円)〜$30,000(390万円) | 1,000倍 |
$30,000(390万円)〜 | 500倍 |
XMのKIWAMI極口座
一方、XMはレバレッジ最大1000倍で、2万ドル(約2600万円)以上でレバレッジが100倍に制限されます。
XMのレバレッジ制限は、全口座の有効証拠金総額に基づいて計算されます。
有効証拠金総額 | 最大レバレッジ |
---|---|
~$40,000(520万円) | 1000倍 |
$40,001(520万円)~$80,000(1,040万円) | 500倍 |
$80,001(1040万円)~$200,000(2600万円) | 200倍 |
$200,001〜(2600万円) | 100倍 |
レバレッジはトレードの選択肢が広がるので一般的に高い方が有利です。
このレバレッジの違いによってXMとExnessでは保有できるロット数が全く違います。
- Exness:100ロット〜
- XM:7〜8ロット
ドル円スプレッド
Exnessのプロ口座とXMのKIWAMI極口座の平均スプレッド比較は以下の通りです。
取引銘柄 | Exness | XM |
---|---|---|
USD/JPY ドル円 | 0.7pips | 0.7pips |
EUR/JPY ユーロ円 | 1.2pips | 1.2pips |
GBP/JPY ポンド円 | 1.3pips | 1.4pips |
AUD/JPY 豪ドル円 | 1.3pips | 1.3pips |
EUR/USD ユーロドル | 0.6pips | 0.7pips |
GBP/USD ポンドル | 0.7pips | 0.7pips |
XAU/USD ゴールド | 1.25pips | 1.5pips |
XMのKIWAMI口座も十分にスプレッドが狭いですが、Exnessの方が若干スプレッドは狭めで安定しています。
ドル円もExnessの場合は最小スプレッドは0.5pipsですが、XMは最小0.6pipsです。
いずれにしても両社のスプレッドは非常に狭く、外付け手数料なしです。
ロスカットレート
Exnessのロスカットレートは0%に対し、XMのロスカットレートは20%です。
証拠金維持率20%でロスカットされて中途半端に残ってもやけくそになって全損するのはよくあることなので、ロスカットレート0%の方がトレードの選択肢は広がると言えるでしょう。
レバレッジは高い方が選択肢が多く、ロスカットレートは低い方が選択肢が広がります。トレード選択肢が広がるというのは基本的にメリットですが、ときにはデメリットになることもありますので、注意してください。
ドル円キャッシュバック率
XMのオートリベートキャッシュバックは、固定2.7ドル(≒350円)です。
一方、Exnessのプロ口座は大体1Lotにつき、スプレッドの25%(≒175円)なので、スプレッドが開いていない時のトレードではXMの方がキャッシュバック率が高いです。
ただし、後ほど解説しますがKIWAMI口座の場合、5分以下の取引ではキャッシュバックが発生しませんので注意してください。
スワップフリー
XMのKIWAMI口座はドル円やゴールドなど口座開設時から一律でスワップフリーです。
Exnessの場合、拡張(優待)ステータスになるとドル円などスワップフリーになるので注意が必要です。
XM KIWAMI口座のスワップフリー銘柄
AUDCAD、AUDCHF、AUDJPY、AUDNZD、AUDUSD、CADCHF、CADJPY、CHFJPY、EURAUD、EURCHF、EURGBP、EURJPY、EURNZD、EURUSD、GBPAUD、GBPCAD、GBPCHF、GBPJPY、GBPNZD、GBPUSD、NZDCAD、NZDCHF、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY、仮想通貨、貴金属、
Exnessスワップフリー銘柄
先述したとおり、Exnessのスワップフリー銘柄はスワップフリーステータスによって異なります。
- XAUUSD(GOLD/USD)
- 株式CFD
- 株価指数CFD
- 仮想通貨CFD
一定の取引量(目安数十ロット〜)があると、スタンダードスワップフリーレベルから優待スワップフリーレベルに昇格します。優待スワップフリーステータスになると、以下の取引銘柄もスワップフリーになります。
AUDUSD、EURUSD、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY、AUDJPY、EURJPY、GBPJPY、NZDJPY、AUDNZD、AUDCHF、EURAUD、EURCAD、EURCHF、EURGBP、EURNZD、GBPCHF、GBPNZD、NZDCAD、USOIL
スワップフリー銘柄に関してはExnessよりKIWAMIの方が多いですが、XMでもEURCADなどの一部のマイナー通貨はスワップフリーではありません。
マイナー通貨のポジションを持ち越しする際は、スワップの有無を確認しておきましょう。
リクオート
XMのKIWAMI極口座ではリクオート(約定拒否)は発生しませんが、Exnessのプロ口座はリクオートが発生します。
リクオートが発生する即時約定はスリッページがほぼ発生しない(滑らない)というメリットがありますが、その代償としてリクオートが発生するため、一長一短です。
キャッシュバック5分間ルール
先ほど紹介したようにXMのKIWAMI口座はキャッシュバック額こそ高いものの、ポジション保有時間が5未満の場合はキャッシュバック自体が発生しません。
一方、Exnessは1秒でもポジションを持っているとキャッシュバックが発生するため、秒スキャや分スキャするならExnessの方がオススメと言えます。
スプレッドが狭い分、この5分間ルールがあるのとないのとでは大きく異なります。例えキャッシュバック額が2倍でも、2回に1回5分未満で決済をしていると受け取りキャッシュバック額は同じになります。
また、Exnessはレバレッジが高いため、少額でも大きなロットを張ることができる分、キャッシュバック額も相対的に増えます。
取引ルール
Exnessでは基本的に取引ルールはありませんが、XMでは取引ルールがあります。
例えばXMでは集中した窓あけ/窓埋めトレード、他口座との両建てをしていると利益没収や口座凍結の可能性があります。
他口座タイプでボーナスを提供している分、XM全体の利用規約にこれらのルールが記載されているため、取引ルールについては気をつけなければなりません。
Exnessの場合は第三者との両建ても指標トレード、窓埋めを狙ったトレードも制限がありませんから、まず利益没収などされるリスクは限りなく低いです。
出金手数料の有無
XMは出金申請額が40万円以下の場合、一律2,500円の出金手数料がかかってきます。
毎回40万円以上出金する場合なら問題ありませんが、1回につき2,500円はかかってくるのは結構大きな違いです。
一方、Exnessは出金手数料無料なので、いつでも好きなタイミングに出金することができます。
参考:ポジション保有時の資金移動(出金)がしやすい
Exnessは、レバレッジが無制限や2000倍と高いことやポジション保有時の資金移動のルールも緩いことから、資金移動トレードが容易にできます。
一方、XMのポジション保有時のルールは以下の通りです。
最大レバレッジも1000倍とExnessの無制限レバレッジや2000倍レバレッジと比べたら低いため、XMの場合はポジション保有時の資金移動難易度は比較的高いと言えます。
結論どちらの口座がオススメか
基本的にExnessのプロ口座をオススメです。
その理由は、Exnessの無制限レバレッジやロスカットレート0%、キャッシュバックルールなし、資金移動トレードのしやすさ、出金手数料無料が魅力的だからです。
ただし、5分以上ポジションを持つ自動売買(EA)を使うなら、キャッシュバック率も約倍違いますし、口座開設時からスワップフリーという点も考えるとXMのKIWAMI口座の方が良い場合があります。
両者ともスワップフリーや低スプレッド、ボーナスなし、※ストップレベル0、キャッシュバック対応などの共通している部分が多くよく比較されますが、それぞれに特徴があります。※Exnessはアカウントによってストップレベルが0ではない人もいます
終わりに
Exnessのプロ口座を利用するにしてもXMのKIWAMI極口座を利用するにしても、キャッシュバックサービスの利用をオススメします。
当サイトからExnessの口座を開設すると自動的にキャッシュバック付口座に設定され、取引の翌日に反映されます。
\口座開設してキャッシュバックを受け取る/
当サイト経由で口座を開設すると自動的にキャッシュバックが発生するので、是非ご利用下さい。