入力項目に値を入れて「計算する」ボタンを押してください!
スプレッドは以下の数値を基準に算出しています。
計算に使用しているスプレッド
取引銘柄 | スタンダード口座 | プロ口座 |
---|---|---|
ドル円 | 1.1 | 0.7 |
ユーロ円 | 1.9 | 1.2 |
ポンド円 | 2 | 1.3 |
豪ドル円 | 2.1 | 1.3 |
ユーロドル | 1 | 0.6 |
ゴールド | 2 | 1.25 |
計算ツールのコンセプト
順張りの押し目買いでも逆張りの天井付近売りでも、背にするレートを意識してエントリーすることは非常に重要です。
無計画にナンピンしてしまい、本来耐えられたはずポジションがゼロカットされるのはあるある
そのような勿体無いトレードを防ぐために、こちらの計算ツールをご活用ください。
背にするレートは、より確度を求めるために15分足以上の高値、安値、移動平均線などの設定を推奨しています!
計算ツールの説明
入力項目
口座タイプ
「スタンダード口座」もしくは「プロ口座」から選択してください。
それぞれの口座タイプによって計算に利用しているスプレッドが異なります。
取引銘柄
ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ゴールドから選択してください。
取引銘柄を選択すると、自動で「エントリーレート(現在レート)」の欄が更新されますが、リアルタイムのエクスネスレートではないため、実際にエントリーする際は、正しいレートに修正してください。
証拠金
こちらはエクスネスの無制限レバレッジ用の計算ツールです。
エクスネスの無制限レバレッジは1000ドル以下で利用可能なので、1000ドル以下の数値を基本的には入力してください。
ドル円が130円なら13万円まで、140円なら14万円までですね!
背にするレート
背にするレートとは、希望ゼロカットレートのことです。
ここまで上がったら(下がったら)損切り(ゼロカット)されても仕方がないというレートを入力してください。後ほど具体例を紹介しますが、ロングでもショートでも普段見ているチャートのレート(BID)を入力してください。
エントリーレート(現在レート)
取引銘柄を選択すると、概算のリアルタイムレートが自動で入力されるようになっていますが、実際にエントリーする際はエクスネスのリアルタイムレートに修正してご利用ください。
売買
「売り」と「買い」いずれかを選択してください。
買い(ロング)を選択したのにもかかわらず、希望ゼロカットレートがエントリーレートを上回っている場合はエラーが表示されるようになっています。(売りの場合も同様)
以上の6つの項目の入力が終わったら、「計算する」ボタンを押してください。
出力項目
適正エントリーロット
入力された証拠金と背にするレートとエントリーレートを元に、適正ロット(背にするレートでゼロカットされる最大ロット)を算出しています。
表示されたロット数より少なくエントリーすることは問題ありませんが、せっかく計算をしているのでナンピンなどをして適正ロット数を上回らないようにしましょう。
スプレッド込み耐久pips
「|背にするレート−エントリーレート|+スプレッド」の値が算出されます。
1pips当たりの損益
ユーロドルとゴールドの場合は、概算リアルタイムドル円レートを元に値を算出しています。
出力画面で表示された適正ロット数の1pips当たりの損益が表示されています。
計算ツールの使い方の例
例1:ゴールドロング
こちらはExnessのプロ口座のゴールド(XAU/USD)15分足チャートです。
現在レートは1921.366で、みた感じ背にできそうなレートは近いところから1920.6(赤線)、1910.025(青線)、1900.518(黄線)、1893.004(緑線)の4つあります。
今回は1920.6(赤線)を背にトレードする場合の計算ツールの使用例を解説していきます。
すると、適正エントリーロットは7.75ロット、スプレッド1.25pipsを合わせた耐久pipsは8.91pips、適正エントリーロット7.75ロットの1pips当たりの損益は11,223円と計算できます。
ちなみに、同一条件で1番背の遠い1893.004で計算してみると以下のような結果が出ます。
例2:ドル円ショート
こちらはExnessのプロ口座のドル円(USD/JPY)15分足チャートです。
現在レートは144.716で、みた感じ背にできそうなレートは近いところから144.738(赤線)、144.909(青線)、145.066(黄線)の3つあります。
今回は144.738(赤線)を背に鬼のハイレバトレードする場合の計算ツールの使用例を解説していきます。
すると、適正エントリーロットは34.48ロット、スプレッド0.7pipsを合わせた耐久pipsは2.9pips、適正エントリーロット34.483ロットの1pips当たりの損益は34,483円と計算できます。
買いでも売りでも、下側の売り気配値ライン(BIDレート)を入力してください。
ただ、この場合はその後背にした144.738(赤線)をちょびっと貫通してしまっているので、背にするポイントや距離、エントリータイミングを待つことも重要です。
ちなみに、144.909(青線)で計算した場合は以下の通りです。
めちゃめちゃ綺麗な数字ですね。ちなみに144.716で売りでエントリーした場合、決済の反対売買は買いになるので、背にするレート(BID)にスプレッド0.7pipsを足した144.916−144.716=20pipsとなっています。
終わりに
背にするレートは浅ければ浅いほどリスクリワードの良いトレードをすることができますが、前提として資金管理(一度に全力入魂しないなど)、足が確定するまで待つ&チキン利確をしないなどのマインド面、トレード分析力、トレードスタイルなども非常に重要です。
特に先ほど紹介したようなドル円のちょびっと貫通して下落したなどのトレードで資金の大半を失ってしまっては悔いに悔やみきれないので、適正ロットよりも若干ロット数を下げるか、根拠のない逆張りはやめましょう。
背にするレートの根拠としては、直近高値や直近安値だったり移動平均線だったり、フィボナッチでも良いと思いますが、やはり最終的に髭で収まったり右肩あがりのダブルトップなどのことも考えると、ロットには余裕を持つと良いかと思います。
最後に、こういう取引画面に表示されている高値(H)と安値(L)は「Bid」と「Ask」の中央値なので、厳密に計算したい方はエクスネスチャートのBIDレートを見てください。
是非計算ツール使ってください!!!