エクスネス資金抜きトレードのやり方解説!口座残高0円でポジションを保有する方法
今回はエクスネスの魅力の1つである資金抜きトレードのやり方を解説していきます。
この方法を利用することで、元本をノーリスク状態にすることができますので是非エクスネスでトレードする際にご利用ください。
資金抜きトレードは0円トレードとも呼ばれたりしてますね
資金抜きトレードとは
エクスネスの資金抜きトレードとは、文字通り資金を抜いたトレードです。
上の画像の「残高」を見ると0円になっていると思いますが、元本を全て抜いた後はこのように残高0円でポジションを保有することが可能です。
エクスネスで資金抜きトレードをするメリット
一見ストップロスを建値に置くのと変わりないように見える資金抜きトレードですが、資金抜きトレードの方が優れています。
ここでは建値にストップロスを置くのと比較した資金抜きトレードのメリットを解説していきます。
0.1pips分お得
建値にストップロスを置くのと、元本を抜いた0円トレードでは強制決済レートがドル円などの場合0.1pips違います。
例えばドル円150.100でエントリーした場合、建値ストップロスをおいたときは150.100で切られますが、資金抜きトレードの場合150.099で切られます。(スプレッドやBID/ASK考慮外)
諸説あります
ストップロスは滑ることがある
急激な変動が起きた時に、SLが建値で機能せずにマイナス決済されることがあります。
一方の資金抜きトレードでは、エクスネスはマイナス残高保護(ゼロカットシステム)があるので、SL滑り問題を完全に防ぐことができます。
資金抜きトレードをすることで、重要な指標さえも元本ノーリスクで迎えることができます。
通常指標の15分前にはレバレッジ制限がかかるので、事前に資金を抜いておく必要と指標までポジション保有できるくらいの余裕は必要になります。
資金移動したお金を自由に使える
資金抜きトレードを行うことによって、別口座でその元本を使ってトレードをしたり、元本を出金したりなど自由に使えるなどのメリットがあります。
スキャルピング、スイング用のポジションや通貨ペアによって異なる口座でポジションを取るのも良いかと思います。
そもそもストップロス制限がかかっている
また、エクスネスの初期アカウントのストップレベルは0ですが、ストップレベルが0ではなくなってしまうユーザーもいるので、手軽なSLではなくこの資金抜きトレードを活用しているトレーダーもいます。
資金抜きトレードより建値SL設定の優れているところは手間とレバレッジ制限などの条件に依存されないところですね。
エクスネスで資金抜きトレードをする方法
STEP1:ポジションを取る
まずは、通常通りポジションを取ります。
・残高→口座に入っているお金
・有効額→残高±含み益(含み損)
・証拠金→必要証拠金(現在の為替レート×取引数量÷レバレッジ)
・可能額→資金移動/出金できる金額(有効額-必要証拠金)
・証拠金率→証拠金維持率(有効額÷必要証拠金×100)
可能額まで他の口座に資金移動することが可能ですので、画像の場合は126231円まで他の口座に移すことができます
STEP2:エクスネスのマイページorアプリで資金移動をする
次に、資金移動したい金額を別口座などに移します。
エクスネスのWebページやアプリから資金移動(内部振替)を行うことができます。
Webでの資金移動方法
「取引」右の「︙」マークを押して、内部振替を選択します。
ここでは、「ご自身の口座へ」を選択します。
続けるを押して、1分〜2分待ったら自動で別口座に資金移動されます。
この時、マイページやアプリでは現在資金移動できる最大金額(可能額)が表示されています。
ポジション保有中は当然損益が増えたり減ったりしますので、ギリギリの金額を入力して含み益が減ってしまったら口座残高不足になり、資金移動エラーが生じることがあります。
保有ロットに応じてある程度余裕を持った金額で資金移動するようにしましょう。
STEP3:好きなタイミングで決済
STEP2の資金移動が完了すると、上の画像のように残高0円になります。
あとは適当なタイミングで決済をしましょう。
資金抜きトレードをする際の注意点
資金抜きトレードをするにあたって、いくつか注意点がありますので、参考にしてください。
口座有効額のレバレッジ制限に注意
エクスネスは口座の有効額(口座残高±含み益/含み損)によって最大レバレッジが異なります。
この時の最大利用可能レバレッジはドル建てで計算されるので、ドル円150円の時は15万円、ドル円130円の時は13万円以下の時に無制限レバレッジが適用されます。
有効証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
〜$999(≒15万円) | 無制限 |
〜$4,999(≒75万円) | 2,000倍 |
〜$29,999(≒450万円) | 1,000倍 |
〜30,000(≒450万円) | 500倍 |
そのため、この最大レバレッジが切り替わるタイミングでは注意が必要です。
無制限レバレッジ適用中は全ての残高(元本)が他の口座に資金移動することができますが、適用最大レバレッジが2000倍や1000倍と低くなるにつれて必要証拠金が増え、一度に口座残高全てを移すことができない場合もあります。
基本的にリアルタイムで最大レバレッジ変更が行われますが、アプリなんかでトレードをしていると若干のラグがある時があります。
少しずつ資金を抜いていく例
75万円入金してスイス円50ロットくらい持っていた時の履歴です。
これは資金移動をこまめにやりすぎだと思いますが、元本リスクを少しでも減らしたい場合やこのあと予定があるなどしてチャートが見れない場合は、含み益が出たら資金を他口座に移すのがオススメです。
途中の35万円などいきなり大きく他口座に移せているところは、含み益が増えたのとこれまでのこまめな資金抜きによって口座有効額及び最大利用可能レバレッジがいい感じになったタイミングです。
元本を失いたくない人は手間はかかりますが、画像みたいにこまめに抜きましょう😇
経済指標のレバレッジ制限に注意
エクスネスでは重要経済指標発表の15分前から指標発表の5分後まで最大レバレッジ200倍のレバレッジ制限がかかります。
保有中のロット数や含み益にもよりますが、最大レバレッジ200倍では必要証拠金も多く、他の口座に元本を全て移すことは基本的にはできません。
そのため、レバレッジ制限がかかる時間には特に注意しておきましょう。
資金抜きをするとポジションを狩られやすくなる
当たり前ですが、資金抜きをすることで口座残高が減るのでポジション自体が狩られやすくなります。
そのため、基本的には最低5分足以上の押し目や戻り目の1サイクル乗り越えたタイミングなどで資金を抜くのがオススメです。
資金移動をして残高0円の状態でポジションをロスカットされてもキャッシュバックは発生します。
終わりに
資金抜きトレードをすることで、指標さえも元本ノーリスクで迎えることができます。
また、2023年11月中旬よりエクスネスの資金移動の処理スピードがより上がり、1秒〜2秒ほどで資金を抜くことができるようになりました。
このエクスネスにしかできない資金抜きトレードを使って、優位性のあるトレードをしてみてはいかがでしょうか。